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コラム

コンサルティングとはなんだろうか。

私たちのビジネスの根幹にはこのコンサルティングという名前の働きがあります。 私は最近やっているドラマ「ドラゴン桜」を見ていることもあり、 コンサルタントというのは塾の先生みたいなものだと感じています。 塾の先生はいなくても、教材もその学科を教えてくれる人も、学校とパソコンがあれば事足ります。 しかし、なぜ受験生は塾に行くのか。なぜ家庭教師を雇うのか。 それはつまり、受験にとって必要なことは教材とただ学科を教える人だけではなく、その大学のその学科に受かるコツも共に教える人だからだと思います。 コンサルタントは山ほどいます。 ○○○コンサルタントという肩書きは何種類あるのだろうか、私の知っている人だけ数えても指が何本合っても足りないほどのバラエティーに富んだラインナップです。 ○○○は得意な分野です。 私たちの場合は、○○○に入るのは”海外進出”です。 やっていることは企業の海外進出の失敗する可能性を下げ、成功する可能性を上げるための働きです。 塾の例え話と同様、 「じゃあコンサルタントがいないと海外進出は成功しないのか?」と問われれば、そんなことはありません。 成功している企業も見てきました。 しかし、そのような成功事例で共通しているのは多くの場合、 その会社の中にコンサルタントの行う働きと同様の働きをする社員がいる会社です。 そういった社員が会社にいないなら外部で雇った方がいいということは明確な事実です。 コンサルティングもマーケティングも、 言葉自体が最近生まれたような印象を与えていることから、新しい考え方のように扱われることが多いわけですが、そんなことはありません。 商取引が生まれた時からと言っても過言ではありません。 会社にとって、事業は子供です。 子供が健康にスクスク育ってほしいと思えば、親は失敗する可能性を下げる働き、成功の可能性を上げる働きをするものです。 コンサルティングもマーケティングも、その最たるものです。 子供(事業)が塾に行くべきか、親(会社)がしっかり考える。 とても重要なことです。

FIRE-コロナが後押しした新しい世界の選択肢-

早期リタイアを実現する「FIRE-Financial Independence, Retire Early-」が流行ってると言う話。 かなり興味深い。 FIREという言葉を知った時、”早く仕事から解放されたい人の思想”だと思っていたが、色々と調べたりしてみるとそういうわけでもないようだ。 私の知っていた早期リタイアという概念は、かなりお金に余裕があり、金勘定なんてあまり必要のない人の選択肢だったが、FIREはそれとは違い、かなりの金勘定と結構ちゃんとした計画力が必要なライフスタイルのように感じる。 このコロナがある種の引き金になり、豊かさを探していく働きの中にこのFIREもあるんだろう。 お金持ちにしか得られない選択の自由だと思い込んでいたものは、実はそんなこともないことがわかってくる。 そしてここに”海外”というチャンネルを絡めると、実は結構多くの選択肢があることがわかる。 豊かさや選択肢は、こういった考え方(考え型)によって掴みやすくなる気がしている。 もちろん逆も然り。 今の自分で手に入る。 手を伸ばせば、少しだけ背伸びをすれば手が届く。 誰かを羨んだりしているほど人生は長くないし、暇でもない。 自分を豊かさの形を世界全体をステージ候補として考えてみると、居場所はあるはずだ。 大変なのは居場所を見つけることよりも、その居場所の居住権を獲得できるか。

法人も個人も海外というライフスタイル提案を。

日本という国が今どんな状態にあるか。 仕事柄、色々な見解を聞きます。 専門的な意見や色々な方面に偏った意見とさまざまですが、今後ビジネスの世界だけではなく、日本人が豊かに生きていくステージを日本だけで考えていくことに対しては批判的な意見が多いように感じます。 日本が好きとか嫌いとか、愛国心の問題はさておき、 事実としてこれまで日本が抱えてきた・いま抱えている・今後抱えていくいくつかの負の事象が日本人にとって悪く作用することは多くあるように思います。 私たちは海外進出サポートという立場ではありますが、出来る限りフラットに判断する立ち位置を取るよう心がけています。 ある意味では私も海外かぶれのなんだかわからないおじさんということは、言われる前にわかってると伝えておきますが、働き方・暮らし方の選択肢の中に、”海外”という切り口を設けることにより、チャンスが生まれることは間違いなくあります。 ダズ・インターナショナルは、今後ビジネスという切り口だけではなく、 移住サポートの領域についても注力していきます。 海外慣れしている人ではなく、”パスポートも持っていない方が海外へ“というチャンネルをライフスタイル提案としてサービス化するため現在準備中です。 私たちは“海外”というチャンネルにより、法人・個人が新しい方法を見つけられるチャンスを提供できる会社としてこれからも尽力して参ります。

事実と現実と真実

海外進出や事業のご相談に対して、 「市場調査しませんか」「マーケティングしませんか」 と、語っていますが、「なんで必要?」という問いに対して、 いまいち明確に刺さる表現ができず、唸り続けている日々です。 そんな中で私なりに独自で偏見も含めて考えていることを今日は書いてみたいと思います。 私には事実と現実と真実という仕分け方があります。 辞書に書いてある意味は無視して、独自・偏見コミコミです。 事実は、 過去〜現在の出来事で、誰にとっても変わらないこと。 現実は、 過去〜現在の出来事で、人によって変わること。 真実は、 過去〜現在の出来事で、未来にわかること。 そう考えています。 また、 事実は、常にそこに在るが、よく見なければ見えない。 現実は、常に在って本人の意思に関係なく、見ざるを得ない。 真実は、常に在ってよく見ても見つからないことが多い。 と考えています。 ビジネスでもプライベートでも、この事実・現実・真実の捉え方で人生の色は変わると考えています。 頑張らなくても手に入る現実、頑張ると手に入る事実、頑張っても手に入るかわからない真実。 その中でも私の口癖の中でよく出てくるのは”事実”です。 市場調査やマーケティングは、事実を集め、その先の真実をつくる働きです。 過去〜現在の”事実たち”を収集して、数字に落として、色に落として、見える化します。 その事実たちを集めて、”向き合うべき現実”という箱に入れます。 いや、集め続け、入れ続けると言った方が正しいですね。 その働きを繰り返していくと、ひとつずつ現実は真実に成長していくという理屈です。 私は子供の頃、スポーツが好きでした。 当時の私にはとてもわかりやすいマーケティング活動でした。 闇雲に練習するだけでは成果が出ない。 試合に負けたという事象を事実として受け止め、その要因の中に散らばった事実たちを割り出し、悪い事実は繰り返さない行動に、良い事実はさらに磨きがかかる行動にするための計画を立てる。 そして、次の試合で真実が手に入ると同時に事実も収集。 この一連の働きが好きでした。 勉強でもその調子でやっておけばよかったと、おじさんになって思うのは言うまでもなりませんが 笑 「コロナ禍、動けなくなった」というピンチは、チャンスだと思います。 闇雲に動くことすらしづらくなった今だからこそ、事実探しに専念すべきだと考えています。 これまで会社でバタバタと日々の業務(現実)に追われ、見ようともしてこなかった事実を今、見てみる。触ってみる。 私はこのことを市場調査・マーケティングの必要性の根底に置きたいと考えます。

出会いと別れの春

出会いと別れの春ですね。 春は出会いと別れの季節と言いますが、実際大人になると出会うことも、別れることも減っていくのは現実ではないでしょうか。 なんとなく出会い、なんとなく会わなくなる、そのうち事実上の別れになる。 その要因として自分から動くことそのものを拒否しているからではないのかな?と思います。 コロナ禍では出会いは確実に減り、別れが増えている傾向があります。 それは人と人だけではなく、人と何かでもあると思います。 海外進出の相談を受けていると、ただビジネスの話だけとは思えない時があります。 新しい出会いや別れに、積極的な人や会社が海外進出を成功させています。 “これまで”と別れようとせず、”これから”に出会おうとしない人にとって、会社にとって、この時代は生きづらいのかもしれません。 私たちは遊牧民で在ることをコンセプトとしていることもありますが、この時代と人に合わせて動き回るだけだと考えています。 この春は出会いも別れもあります。 去年と今年のそれは、例年のそれと、違うこともありますが、別れを悲しいものだと考えない選択の先に、良い未来が待っているのだと思います。

“生まれた国で暮らし、生涯を終える”は過去

【3/16】 これまでの当たり前は、これから加速的に変わっていくと思います。 それが良いか悪いかはさておき、生まれた場所と生きる場所と死ぬ場所が 別の場所になるというはこれまでよりスタンダードになると考えています。 もちろん今はコロナで簡単に国の行き来ができないことは言うまでもありませんが、 ここから数年で移住は増えると私は考えています。 遊牧民、移民、難民… その”移住”が、どういう呼ばれ方になるかはわかりませんが、 常識や文化が違う場所に行き来すること、そして行き来する人と共存することが 今よりももっと増えることは間違いないです。 その時に私たちに求められることは、対応力・順応力です。 自分と違う人間と、どう折り合いをつけるか。 “うまくやる” これが日本人のもっとも苦手なことかもしれません。 私たちは海外の人・企業とのやり取りにより、その素晴らしさも難しさも日々感じています。 決してカンタンではないこの課題をどう捉えるか。 これからの時代に対応するワクチンは誰も打ってくれません。 自分で精製しなければならない。 アナフィラキシーを起こしながら。  

伝える話と伝わる会話。

【3/9】 当たり前だった”会う“という行動の定義が無理やり変わり、にその代わりに“ZOOM””MEET”などの言葉に置き換えられました。 前提として、私は会うことの良さも、ZOOMすることの良さも、どちらも肯定的に捉えています。 現在、海外進出事業を通して、 日本人だけではなく、海外の人たち、そして海外にいる日本人とのやりとりも多くあるのですが、これからのグローバルはどう繋がれるか?という課題に企業も個人も注力しなければなりません。 手法はあまり重要ではなく、 結局のところ、”伝える”ではなく、”伝わる”を目的とする人が人と繋がり続けられるということです。 手紙なんかが良い例です。 伝わる手紙を書ける人はそう多くいませんし、伝わる手紙を渡せる関係もまた、そう多くいません。 [日本と海外を繋ぐ] そして、私たちも(今のところ)日本から出られない。 …面白くなってきました。 現地に行くよりも効果的なサービスを強化する素晴らしいチャンスです。 ダズ・インターナショナルはお客様と、そして現地スタッフ・現地企業との会話により、これからも進出サポートをより良いものにできるよう努めます。