私たちのビジネスの根幹にはこのコンサルティングという名前の働きがあります。
私は最近やっているドラマ「ドラゴン桜」を見ていることもあり、
コンサルタントというのは塾の先生みたいなものだと感じています。
塾の先生はいなくても、教材もその学科を教えてくれる人も、学校とパソコンがあれば事足ります。
しかし、なぜ受験生は塾に行くのか。なぜ家庭教師を雇うのか。
それはつまり、受験にとって必要なことは教材とただ学科を教える人だけではなく、その大学のその学科に受かるコツも共に教える人だからだと思います。
コンサルタントは山ほどいます。
○○○コンサルタントという肩書きは何種類あるのだろうか、私の知っている人だけ数えても指が何本合っても足りないほどのバラエティーに富んだラインナップです。
○○○は得意な分野です。
私たちの場合は、○○○に入るのは”海外進出”です。
やっていることは企業の海外進出の失敗する可能性を下げ、成功する可能性を上げるための働きです。
塾の例え話と同様、
「じゃあコンサルタントがいないと海外進出は成功しないのか?」と問われれば、そんなことはありません。
成功している企業も見てきました。
しかし、そのような成功事例で共通しているのは多くの場合、
その会社の中にコンサルタントの行う働きと同様の働きをする社員がいる会社です。
そういった社員が会社にいないなら外部で雇った方がいいということは明確な事実です。
コンサルティングもマーケティングも、
言葉自体が最近生まれたような印象を与えていることから、新しい考え方のように扱われることが多いわけですが、そんなことはありません。
商取引が生まれた時からと言っても過言ではありません。
会社にとって、事業は子供です。
子供が健康にスクスク育ってほしいと思えば、親は失敗する可能性を下げる働き、成功の可能性を上げる働きをするものです。
コンサルティングもマーケティングも、その最たるものです。
子供(事業)が塾に行くべきか、親(会社)がしっかり考える。
とても重要なことです。